O脚を改善する歩き方について

O脚やX脚の人は歩くときに足の裏にまっすぐに重心がかからず内側や外側に力が流れてしまっています。地面に足を着くときや前に一歩踏み出すときに、O脚の人は足の外側に、X脚の人は内側に重心がかかっているのが特徴です。

 

正しい足裏のバランスは、親指の付け根・小指の付け根・かかとの3点に均等に体重がかかっている状態で、これに加えて足の指も地面にしっかりと着いていないといけません。ですので、O脚やX脚を改善するためには、この足裏のバランスを意識して歩くことが大切です。

 

足が健康な人の歩き方は、ほとんどの場合かかとから着地して親指の付け根で地面を踏み出して前進します。
しかし、O脚の人がこの歩き方をしてもO脚はなかなか改善しません。その理由は、かかとから着地することで、ひざや股関節に過剰な衝撃が伝わるからです。

 

そこで、以下でお伝えする歩き方をおすすめします。

 

意識することは足を着く際に、足の裏全体で着地することです。かかとから着地するのではなく、足の指・指の付け根・かかとの3点で着地します。
コツは、足を前に出すときに、ひざを曲げていつもより数センチ上に足を上げるようにします。そして着地。踏み出すときも、ひざを完全に伸ばしきらないのがポイントです。

 

この歩き方をすることで、余計な衝撃がひざや股関節に伝わりにくくなるので、O脚やX脚の歪みが次第に改善されていくでしょう。

 

ちなみに北海道などの雪国に住む人たちは、冬の時期に凍った路面で滑らないように、自然と上記の歩き方をしている人が多いといいます。地面に対して足をまっすぐに着くことで、重心がまっすぐにかかり滑りにくくなるからです。

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