治らないタイプのO脚と治るタイプのO脚について

O脚には治らないタイプと治るタイプがあります。

 

治らないタイプのO脚とは、生まれつき骨が変形していたり、O脚の症状が悪化しすぎて変形性膝関節症になっているケースなどです。
変形性膝関節症とは、膝関節の軟骨がすり減ってしまい膝の関節が変形してしまっている状態のことです。関節の軟骨は修復能力が低く、一度すり減ってしまうとなかなか治りません。

 

治らないタイプのO脚の特徴は、ひざが正面や外側を向いているのに、ひざから下の骨が極端にくの字の曲がっていることです。

 

一方で、治るタイプのO脚は関節のねじれによって脚が歪んで見える場合です。
骨盤・股関節・膝・足首などの関節がねじれているので、それらを正常な状態に戻してあげれば症状は改善します。
また、治るO脚の特徴はひざが内側に向いていることです。これは関節がねじれていることを意味します。

 

治らないO脚と治るO脚を見分けるポイントはひざの向きです。
左右の脚の間が大きく開いているのに、ひざのお皿が正面を向いている場合は、ねじれは少ないということになり、骨自体が曲がっていたり、関節が変形している可能性があります。

 

これらのO脚は、完全には治らない場合が多いですが、症状を軽くすることは可能です。

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